ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年02月01日
4度にわたり日序上人御23回忌 日堯師のご遷化乗り越え励みます
昨年令和2年は、第5支庁・清流寺初代住職・権大僧正・長谷川日序上人の23回忌正当の年であった。
清流寺では例年、三大会の他に当山草創第8世講有・日歓上人の歓尊会が5月に奉修されているが、当初はこれら全ての御会式に御年回の法要を予定、6月24日の祥月御命日と合わせて、都合、5度の法要を計画していた。
2月23日の門祖会は小松川清秀寺住職・権大僧正・岡本日苑上人に予定通り奉修いただき、恭しく壇を設けてお焼香を手向け、亡き日序上人を偲ばせていただけた。
ところがコロナの感染拡大により、5月10日に予定されていた歓尊会は6月24日の御祥月法要と併修となり、羽村別院本堂に祭壇を設けてコロナ禍の中、ソーシャルディスタンスをもって御法味を捧げ、奉修後は歴代住職墓前にてお焼香をさせていただいた。
開導会は、7月26日。コロナ感染がなければオリンピックの開催中で、交通渋滞を考慮し寺内奉修となっていたことから、住職・長谷川日堯師の唱導により、参詣者一同、日序上人の祭壇にてお焼香をさせていただいた。
そして高祖会は、10月18日。大宮妙玉寺住職新井日友師導師のもと晴天のうちに奉修され、御宝前並びに日序上人の御尊影に御法味を捧げ、年間の三大会と共に御祥月の4たび、日序上人の23回忌を奉修させていただいた。
清流寺に於いてはコロナ禍の中、苦渋の選択をしいられ、また第2世住職・長谷川日堯師の突然のご遷化と、まさに最悪の年となったが、新住職長谷川清泊師のもと、一致団結、異体同心の報恩ご奉公を展開する決意である。