2022年01月01日

令和4年度 宗務方針 思い定め「決定の信心」を体得しよう

令和2年に起こった新型コロナウイルス感染症は、ワクチン接種の拡充によってようやく終息に向かいつつありますが、変異ウィルスの出現によってなお予断を許さない状況です。
こうした中、宗門では「ピンチをチャンスに」と、web等の活用・オンライン参詣が浸透しつつありますが、一方で自粛の影響か、折伏教化の実践が低下しているのもまた事実です。
本年は高祖ご降誕800年慶讃ご奉公「教化・法灯相続 つづれ織り運動」の締めくくりの年です。
もちろん、5ヵ年誓願を達成して追加誓願をされた寺院もありますが、全体としては今一歩のところです。コロナ禍の1年半のご弘通停滞が、大きく影を落としています。このような状況で、果たしてお祖師さまにお悦びいただけるでしょうか。
昨今の世情は、他人に褒められなければ精進しない、悪い事が起これば社会や他人のせいにする人々が充満しています。ですから、一層、佛立信心による人心の浄化が必要なのです。
今こそ、天変地異や猶多怨嫉の中、不惜身命で不軽流の折伏行を貫かれた高祖のご弘通心を思い起こし、コロナ禍で委縮した信心を改良するのです。そして如説修行抄にお示しくだされた思い定め「決定の信心」を身に付け、ご弘通ご奉公に邁進すべき時です。
そこで、本年度からのご奉公では、第1に5ヵ年誓願の達成を目指し、コロナ禍に負けない信心を貫くこと、そしてお祖師さまにお悦びいただけるよう慶讃ご奉公を1年延長し、ご奉公円成を計ります。
第2に、中・長期の弘通答申に基づく前局からの継続ご奉公である、ご奉公新体制の確立。中でも、コロナ禍での新しい生活様式を取り入れたアフターコロナのご奉公はどうあるべきかを見据え、財政再建とも関連する宗門組織の再編と次世代の教務教育・信徒教育の確立を重要課題として取り組みます。