2017年09月01日 海外弘通だより～ブラジル編 海外教区初の特一級拝受信徒 必ず良い事が返ってくる 菊池義治氏① 海外教区初の特一級功労者となられたブラジル日教寺所属の溝口昭・菊池義治の両氏。先月号でご紹介した溝口昭氏に続いて、今月・来月の２回にわたり菊池義治氏のご信心を紹介させていただこう。 菊池氏のご弘通の功績は特に顕著で、初めて組長を拝命した組も活性化して分組に至らせ、後継者を多く残している。現在の日教寺のお役中のほとんどが共にご奉公されており、菊池氏に指導された方々である。 また、社会的にも活躍されている随一の佛立信者で佛立の名をアピールし、いかなる式典や表彰式においても「本門佛立宗のお陰です」と誇らしくご披露される姿は、まさに佛立信者の模範であり、教務増員や育成にも直接関わられ、現在のご弘通のための組織的基盤を作られたことも功績顕著である。 お役も、ほとんど全てのお役を歴任され、中でもブラジル教区理事長を２期、日教寺局長も２期と10年間、長たる任務を見事に果たされている。 ２期目の理事長拝命の際は、１期目の際に留守が多かったので、家族から「お役をいただいたら家に戻らなくてもいい」と言われ選挙に臨まれたが、見事に当選。その後、ちゃんと家にも戻れ、お役も全うされたばかりでなく、家族全員を法灯相続させ、数多くのご利益も感得させておられる。 ２期目の理事長任期満了後は、ご弘通のふるわない組の組長を自ら願い出られ、再び一からご奉公されており、文字通りお役ご奉公中心の生活で、現在は参与としてご奉公され、毎朝参詣も30年前から続けておられる。 この長年にわたるご奉公が自ずと人格となり、宗内外を問わず人々を助けてこられた。寺内では自閉症学級を設立、社会では大手日系病院の委員長を現在も勤められている。 2012年（平成24年）には、日本に呼ばれ、天皇陛下直々に「医療功労賞」を授与いただき、その他、外務大臣賞やサン・パウロ名誉市民賞等も授与されている。このように宗内外における活動が今なお顕著な菊池義治氏に、インタビュー形式でお話を伺った。 ―本門佛立宗との出会いはいつでしたか？ 菊池氏 私は元々、信者ではなかったんです。日本で貧乏すぎて、ご飯が食べられなくて、19歳の時に１人で移民してきたんです。そして家内に出会ったんです。家内のお父さんから、ご信心しないなら結婚はさせないと言われて入信させていただいて、中央寺院・日教寺での初めての結婚式を挙げたんです。ブラジルに来て、佛立宗に出値えたことで、私は自分の実力以上のことをさせていただいています。 ―菊池さんにとってご信心とは？ 菊池氏 ご信心のお陰で一人前にしてもらい、世の中に出していただけました。昔は西村御導師（日地上人）と御牧御導師（日解上人）のご指導が厳しくて、僕は何をしているんだろうと考えながら、ご信心は難しいと思っていました。 でも無量のご利益をいただいて、難しいが有難いに変わっていったんです。御導師に局長のご奉公を任された時、私は車も携帯も持っていませんでした。それが、少ししてからボロボロだけど車が買えたんです。そうしたら御導師から「その車で信者の送迎のご奉公をしなさい」と言われて、毎回ご奉公をしていたらどんどん良くなって、車も買い替えられたんです。ブラジルで初めてプリウスに乗ったのは、実は私なんです。 人に良いことをしていくと、誰も憎まないですね。良いことをしたら良いことが返って来ますね。入信してご信者になったら、特別な勉強はなんにもしなくていいと思います。ただきちんとお寺に朝参詣をする事、家でお参りする事が大事です。今の私があるのは本門佛立宗のおかげです。やっぱり本門佛立宗のご信心です。 ―尊敬している人は？ 菊池氏 ブラジルで教えてくださった日本の御導師や御講師です。それから、溝口昭さん。溝口さんには本当に感謝しています。彼が厳しく教えてくれたから、今の僕があります。 ―どんなご奉公が難しい、厳しい、と感じていたんですか？ 菊池氏 御導師からいただいていたご指導で、毎日の朝参詣とお助行回りと、ひと月30人の御講と、車がない人の送り迎えと、ご有志や初灯明料の集金ですね。初めは本当に辛くて、仕事どころじゃなかったです。 でも続けているうちに本当によくなって行って。30人の御講をしていた時のご信者さんの子供たちも、みんな良くなっています。ご信心ってすごいですね。 組長として、怠けがちになっていた人には「絶対、良くなっていきますよ。今ご奉公したら、その功徳で子供たちも良くなっていきますよ」とお折伏しましたけど、こんなに良くなるとは本当にびっくりです。 当時、本当に大変だった人たちが今、社長になっていたりと、目に見えない功徳って絶対にあるんです。朝、寝ていた方がいいって思うよりも、とにかく朝起きてお寺に行く！ この気持ちが起きるだけで、ご利益をいただけるんです。もちろん体も健康になります。 仕事をしてもみんなに認められるようになるし。だから難しいことじゃない、朝参りをして御宝前に手を合わせることで良くなっていくんです。人間も変わっていきます。
菊池氏のご弘通の功績は特に顕著で、初めて組長を拝命した組も活性化して分組に至らせ、後継者を多く残している。現在の日教寺のお役中のほとんどが共にご奉公されており、菊池氏に指導された方々である。
また、社会的にも活躍されている随一の佛立信者で佛立の名をアピールし、いかなる式典や表彰式においても「本門佛立宗のお陰です」と誇らしくご披露される姿は、まさに佛立信者の模範であり、教務増員や育成にも直接関わられ、現在のご弘通のための組織的基盤を作られたことも功績顕著である。
お役も、ほとんど全てのお役を歴任され、中でもブラジル教区理事長を２期、日教寺局長も２期と10年間、長たる任務を見事に果たされている。
２期目の理事長拝命の際は、１期目の際に留守が多かったので、家族から「お役をいただいたら家に戻らなくてもいい」と言われ選挙に臨まれたが、見事に当選。その後、ちゃんと家にも戻れ、お役も全うされたばかりでなく、家族全員を法灯相続させ、数多くのご利益も感得させておられる。
２期目の理事長任期満了後は、ご弘通のふるわない組の組長を自ら願い出られ、再び一からご奉公されており、文字通りお役ご奉公中心の生活で、現在は参与としてご奉公され、毎朝参詣も30年前から続けておられる。
この長年にわたるご奉公が自ずと人格となり、宗内外を問わず人々を助けてこられた。寺内では自閉症学級を設立、社会では大手日系病院の委員長を現在も勤められている。
2012年（平成24年）には、日本に呼ばれ、天皇陛下直々に「医療功労賞」を授与いただき、その他、外務大臣賞やサン・パウロ名誉市民賞等も授与されている。このように宗内外における活動が今なお顕著な菊池義治氏に、インタビュー形式でお話を伺った。
―本門佛立宗との出会いはいつでしたか？
菊池氏 私は元々、信者ではなかったんです。日本で貧乏すぎて、ご飯が食べられなくて、19歳の時に１人で移民してきたんです。そして家内に出会ったんです。家内のお父さんから、ご信心しないなら結婚はさせないと言われて入信させていただいて、中央寺院・日教寺での初めての結婚式を挙げたんです。ブラジルに来て、佛立宗に出値えたことで、私は自分の実力以上のことをさせていただいています。
―菊池さんにとってご信心とは？
菊池氏 ご信心のお陰で一人前にしてもらい、世の中に出していただけました。昔は西村御導師（日地上人）と御牧御導師（日解上人）のご指導が厳しくて、僕は何をしているんだろうと考えながら、ご信心は難しいと思っていました。
でも無量のご利益をいただいて、難しいが有難いに変わっていったんです。御導師に局長のご奉公を任された時、私は車も携帯も持っていませんでした。それが、少ししてからボロボロだけど車が買えたんです。そうしたら御導師から「その車で信者の送迎のご奉公をしなさい」と言われて、毎回ご奉公をしていたらどんどん良くなって、車も買い替えられたんです。ブラジルで初めてプリウスに乗ったのは、実は私なんです。
人に良いことをしていくと、誰も憎まないですね。良いことをしたら良いことが返って来ますね。入信してご信者になったら、特別な勉強はなんにもしなくていいと思います。ただきちんとお寺に朝参詣をする事、家でお参りする事が大事です。今の私があるのは本門佛立宗のおかげです。やっぱり本門佛立宗のご信心です。
―尊敬している人は？
菊池氏 ブラジルで教えてくださった日本の御導師や御講師です。それから、溝口昭さん。溝口さんには本当に感謝しています。彼が厳しく教えてくれたから、今の僕があります。
―どんなご奉公が難しい、厳しい、と感じていたんですか？
菊池氏 御導師からいただいていたご指導で、毎日の朝参詣とお助行回りと、ひと月30人の御講と、車がない人の送り迎えと、ご有志や初灯明料の集金ですね。初めは本当に辛くて、仕事どころじゃなかったです。
でも続けているうちに本当によくなって行って。30人の御講をしていた時のご信者さんの子供たちも、みんな良くなっています。ご信心ってすごいですね。
組長として、怠けがちになっていた人には「絶対、良くなっていきますよ。今ご奉公したら、その功徳で子供たちも良くなっていきますよ」とお折伏しましたけど、こんなに良くなるとは本当にびっくりです。
当時、本当に大変だった人たちが今、社長になっていたりと、目に見えない功徳って絶対にあるんです。朝、寝ていた方がいいって思うよりも、とにかく朝起きてお寺に行く！ この気持ちが起きるだけで、ご利益をいただけるんです。もちろん体も健康になります。
仕事をしてもみんなに認められるようになるし。だから難しいことじゃない、朝参りをして御宝前に手を合わせることで良くなっていくんです。人間も変わっていきます。