2020年03月01日

成人式に8名が参加 お誓いの言葉に感動

第2支庁・大阪本成寺(住職・泉恒健師)では、1月12日に成人式が営まれた。
本成寺では毎年、成人の日の前日の日曜日に、お寺挙げて成人のお祝いを催しており、今回は新元号となって最初の成人式として、該当者23名とその父兄に、所属の組役中からも式典参加のお奨めを行い、今年は8名の新成人が参加して、賑やかな成人式となった。
当日は、開式が11時半からとなり、本堂では該当者の父兄、親族、教養各会や所属の組のご信者が見守る中、泉住職導師のもと、所属教務も本堂内陣に着座する中、一座お看経。
お看経の後、厳かに式典は始まり、最初に出席した成人者一人一人に泉住職から、お寺からの記念品が手渡され、それぞれに本堂満座の参詣者から祝福の拍手が沸き起こった。続いて泉住職からの訓辞、田中伸一事務局長からのお祝いの言葉と続き、成人者を代表して米田哲人さんからお誓いの言葉が述べられた。
式典の後、成人者と父兄家族一同、本堂で記念写真を撮り、引き続き会場を会館2階多目的ホールに移し、12時半から宴会が催された。
この宴会では、青年会の司会進行、婦人会によるご供養、花束贈呈の薫化会、乾杯のパフォーマンスの青壮年会、青年会による成人者の動画紹介や出席者全員のコーラスによるお祝いの歌など、盛り沢山の催しで、会場一杯が和やかなお祝いムードの中、2時半まで行われた。
最後は該当者や父兄、ご奉公者全員が境内で集合写真を撮り終了した。
なお当日、米田哲人さんが「お計らいをいただいて20歳を迎えられた喜び」を述べた、感動的なお誓いの言葉を以下に掲載させていただく。


ありがとうございます。
本日、本成寺の御宝前様の御前にて無事に成人の日を迎えることができました事を心より感謝申し上げます。
ただ今、御導師様、並びに田中事務局長様よりお祝いの言葉をいただき、誠にありがとうございます。
また、新しく成人となった私達のためにご奉公下さいました皆様方に心から御礼申し上げます。
私達は、この20年間多くの方々に支えられ、導いていただき、このように成人の日という素晴らしい日を迎えることができました事を、大変ありがたく思っております。
私達は幼少期から本成寺の地下や外で、鬼ごっこやかくれんぼなど集まったときに共に遊んでいました。その時、薫化会のリーダーや青年会のお兄さん、お姉さん、青壮年会、婦人会の方々に一緒に遊んでもらいました。
私達は昔から本成寺で育ち、こうして成人式を迎えることができていることを大変うれしく思います。
これからは、一人の大人として責任と自覚を持ち、夢と希望を抱きながら今後の人生を歩んでいきたいと思います。
私は今まで決して楽しい人生ではありませんでした。中学生の時に、いじめにあっていました。机の中に入っている教科書を投げられたり、落書きをされたり、自分の物を隠されたりなど様々な事を3年の間、されました。
高校受験の進路選択の時、担任の先生からは「米田君はこの高校しか行けないから」と言われ、行きたい高校の候補に入っていなかった工業高校の受験をしました。
その高校では建築科に入りました。そのまま、建築関係の仕事に就職しましたが、過酷な労働条件、残業時間、パワハラと仕事に対してやりがいを感じることができませんでした。さらには上司に退職の話をしたのですが取り合ってもくれず、今も仕事を続けている状態です。
恵まれた人生ではないですが、私には一つのご利益談があります。それは、私の出生の時の話です。私の母親は様々な病気を患っております。そんな中、私がおなかの中に宿ったことが分かったとき、とても危険な状態でした。
病院の先生からは「お母さん、もうお子さんも5人もいるんですから、無理しなくてもいいのでは? 今のままだとお母さんが亡くなるか、お子さんが亡くなるか、それともどちらも亡くなる可能性があります。それでも産みますか?」と相談を受けたらしいです。
そこで母親は「私はご信心をしているから、御宝前様が必ずどっちも守って下さるから、だから私はこの子を産む!」と言ったらしいです。その後、私が産まれましたが母子とも特に何もなく出産が終わりました。
それからも母親、私とも大きな病気、けがもなくこうしてこの場に立たせていただいています。そしてこれからは青年会の総務部長として、次期会長として本成寺に貢献していきますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
私たちの中には、もうすでに社会に出て活躍している人、またこれから社会に出ようとしている人、あるいは学業に励んでいる人など様々な立場で自分の道を進んでいます。立場は違ってもご信心という場において私たちは同じ道を歩んでおります。
「成人」と申しましてもまだまだ未熟者の私達でございます。諸先輩方には何かとご心配をおかけするかと思いますが、今後の私達を暖かくまた厳しく御指導下さいます様、心からお願い申し上げます。
これからも立派な佛立信者となれる様に、精一杯ご奉公に励まさせていただき、また日本に貢献できるような社会の一員となるように努力し続けることをお誓い致します。

令和2年1月12日

本成寺青年会
新成人代表 米田 哲人