2018年05月01日

「世にともしびを 人にやすらぎを」 次期宗務総長に選ばれて 小西日演

去る3月9日、宗会においてはからずも次期宗務総長に選ばれました。
私のような浅学非才な末輩が、その任に当ることに、ただただ驚きを禁じ得ません。
しかし、宗会の指名を厳粛に受け止め、御宝前のご命令と信心を懺悔改良させていただき、講有上人、両講尊上人のお慈悲の本に、先輩教講の皆様方のご支援を賜りながら、現内局のご奉公を引き継いで、させていただく所存です。
今、宗内外を直視するとき、日本が現在抱える、少子高齢化の問題、過疎化の問題、無縁社会等の問題に加え、宗教界では葬儀離れ、墓離れ、寺離れがおこり信仰というものの社会的影響が希薄化しています。
宗内においても、これまであらゆる基盤を支えてくれた信徒層の高齢化に ともなう、教化・法灯相続の難しさ、また教務員の減少、宗内財政の歳入・歳出の問題、宗内諸機関、組織の肥大化等憂慮すべき問題が山積みしています。
「非連続の決断」が必要な時もあるでしょう。
高祖日蓮大士ご降誕800年を、お迎えしようとする時、「身分」から「役割」へ生きる意味を見い出す、キャッチフレーズの「世にともしびを 人にやすらぎを」の実現、人々の心の闇を除くためには、社会と人から心身を離さず、根気よく信心を伝えていく後継者づくりこそ肝要と、捨身決定のご奉公に当たらせていただく覚悟です。
宗内教講各位の絶大なるご支援ご協力を切にお願いしてご挨拶とさせていただきます。

御教歌
願くは
つかひ給はれ
 奉公を
するなんぞいふ
 身分ではなし