ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年11月01日
喜びの入佛式・開堂式・得度式 オリジナル誓願ご奉公を無事成就
開導聖人ご生誕200年慶讃オリジナル誓願ご奉公として、誕生寺では新本堂建立を発願し、10月9日から始まる慶讃本山法要参詣の前に無事竣工、10月7日に入佛式、開堂式が執行された。
 平成24年10月1日に新本堂建立を発願、同25年2月より勧募開始。その後、全国各寺院からも「屋根瓦奉納ご奉公」の協力をいただきながら、平成27年9月には佛立教育専門学校の近所(仁和寺街道御前通り鳳瑞町)の仮本堂に移転、同28年4月より工事に着手し、7月15日に上棟式を挙行、9月1日の着工より5か月にして落成したもの。
 新本堂は、旧本堂の外観をそのままにリニューアルし、内装は全く新しく、エレベーターを備えたバリアフリー仕様で、しかも下足のまま参詣できる造りとなっている。
 10月7日は午前7時から、住職・西村日要師導師のもと入佛式が挙行され、ブラジルから応援に駆けつけた高崎日現師始め多くの教務方によるご奉公で、御本尊、高祖大士御尊像が無事に奉安され、門祖聖人御尊像、開導聖人御尊像もご遷座され、誕生寺新本堂無事建立、佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃記念事業のご奉公無事円成の御礼が言上された。
 引き続き午前11時より、開堂式が講尊・小山日誠上人導師のもと、講尊先住・梶本日裔上人、講尊・山内日開上人も参列され奉修。御法門前には、ブラジル教務陣から講尊上人方に、現地で作成した切手シートのサプライズプレゼントが行われ、喜びの法要に花を添えた。
 翌8日は、午前10時から高祖御会式が、梶本御講尊上人導師のもと奉修され、この日から慶讃法要に本山へ参詣される団参者の受け入れご奉公も始まった。
 そして10日の午前8時より、長年スカウト会でご奉公し、今回の慶讃法要に合わせて発心した大内知広氏(37歳)の得度式が挙行され、梶本御講尊から剃髪の儀・おカミソリを頂戴し、西村日要師を師匠に「清忠」と僧名をいただいた。誕生寺ではこの6年間で3人目の得度者となる。
 開導聖人ご生誕200年の慶讃ご奉公として、新本堂建立と得度式という二重の喜びが重なり、誕生寺の益々の隆昌発展、所属教講のご弘通ご奉公成就を祈念するものである。