ほんもんぶつりゅうしゅう
2017年08月01日
開導聖人ご生誕200年 慶讃本山法要を厳修 雨の予報を吹き飛ばして盛大に! 教講あわせ3,000名超える参詣で賑わう
4月1日にご正当の日をお迎えした佛立開導日扇聖人ご生誕200年の『慶讃本山法要』が、去る7月9日午前8時より計四座にわたって厳修され、今回は第1・第10・第11支庁の参詣当番と海外から台湾の団参もいただき、教務方の出座122師と2,892名の参詣者で賑わった。

今回の慶讃本山法要では、8時の座は講有・高須日良上人に、10時の座は講尊・梶本日裔上人に、12時の座は講尊・山内日開上人に、そして14時の座は講有・髙須日良上人に、それぞれご親修いただいた。
また、8時の座では本山開導会を併せてお勤めいただき、10時の座では海外教区・台湾から13名の団参をいただいての奉修となった。
 各座法要では、オープニング、無始已来・如来滅後の後、慶讃本山法要奉修言上、そしてご生誕200年の慶讃ご奉公、
●教化の花      誓願22,053戸
●正宗徒増加の花   誓願 8,353戸
●役中後継者養成の花 誓願 6,019名
●各寺院オリジナル誓願の花
の佛立開花運動推進、本年度末までの5ヵ年間の誓願成就が祈願された。
 引き続き、平成25年の門祖日隆聖人五五〇回御遠諱以降に得度されたお教務による前座御法門があり、
 石原亮淳 師 ⑤ 長福寺
 古木清圭 師 ⑩ 本門寺
中山照徳 師 ① 昌柳寺
野上立喜 師 ⑩ 光薫寺 が、それぞれ御法門を拝読された。
 法要終了後は「集いの輪の中に」の斉唱、続いて以下の宗門式典並びにご生誕200年慶讃特別表彰が、各座で執り行われた。

◆平成29年度宗門総回向料第1回奉納式 39,859,170円を木村総長が代表奉納
◆住職任命辞令下付 髙須日因 師 ⑩ 和薫寺 小野山清実 師 ① 長栄寺
◆法臘五拾年教務表彰 福岡清量 師 ⑪ 正法寺 速水秀栄 師 ⑪ 本法寺
◆ご生誕200年特別表彰
 別所 清 氏 ① 宥清寺 藤原寿彦 氏 ⑩ 松薫寺
 荻野房枝 姉 ⑪ 廣宣寺 若本隆義 氏 ⑪本法寺

 引き続き、ご利益談の発表があり、
 仲塚正太郎 氏 ① 宥清寺  山田 史宗 氏 ⑩ 長薫寺
 カタジーナ・スタンコフスカ 姉 ⑪ 廣宣寺  松本 正 氏 ⑪ 本法寺
が、それぞれ喜びのご利益体験を発表された。
 この後、奉修御導師の御法門を聴聞させていただき、無始已来の言上で法要一座が終了。最後に奉修本部の挨拶、司会の閉会の辞を以て、全四座にわたる本年夏の慶讃本山法要参詣を無事に終了した。
 特に今回の慶讃本山法要では、直前に九州北部を記録的な豪雨が襲い甚大な被害を及ぼしたが、第10支庁からの団参者一行は無事に参詣を果たすことができた。また、この時期は梅雨がまだ明けておらず、京都地方の天気予報も雨マークが続き、予想最高気温も34度で、前日も夕方5時前から土砂降りの雨が降った。
 ところが当日は、10時の座と12時の座の間に少し雨がパラついたものの、終始曇り空で、かえって気温も30度程度に収まり、熱中症になる人もなく無事に奉修させていただくことができたのである。
しかも奉修後の片付けの際に、また雨が降り出したことを考えると、本当に御宝前のお計らいをいただいての、また開導聖人からお喜びいただいての慶讃本山法要であった、と参詣者・ご奉公者共々に感得させていただくことができた。