ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年02月01日
創立40周年の法要 高祖会に併せて奉修 第2支庁 清現寺
第2支庁・大阪清現寺(住職・西村日明師)では昨年11月8日、高祖会に併せて創立40周年法要を、神戸香風寺・福岡日雙師 導師のもと、盛大に奉修された。
清現寺は高祖700回御遠諱奉賛記念事業の1つとして昭和55年、清風寺旭別院より清現寺へと分寺独立。開基・佛立第18世講有日地上人、第2世住職・日解上人のご遷化や幾多の先輩の帰寂を乗り越え、平成19年3月には末寺・ひらかた寺を建立。
寺内にあっては、平成22年に念願の駐車場約250坪を購入、同29年11月には弘通区画再編成を断行。そして昨令和2年4月には、10年後の創立50周年を目指しての新本堂建営会の浄財奉納が始まり、また薫化会に代わる新たな会「めばえ会」(0歳から12歳〈小学6年生〉までの子どもと、その親御さんが対象)が発足、着々と40周年への準備が進められてきた。
ところが、新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言発出により、4月10日から5月末日まで52日間にわたり参詣ご奉公を停止せざるを得なくなった。しかし、御宝前のご加護と所属教講のご祈願により6月より参詣ご奉公を再開。7月26日には門祖会を併修しての開導会を寺内奉修して、この日の盛儀を迎えたのである。
当日は、まだコロナウイルスの感染が懸念される中、他寺院からの参詣もご遠慮いただき、受付にはアルコール消毒液やマスク、体温測定器も設置。また三密を避けるため、寺内参詣者も本堂と講堂に分かれて参詣するなど、細心の注意を払い三座にわたって無事に奉修された。
コロナ禍の中での奉修ではあったが、寺内960名の参詣をいただき、また後日、教化誓願も全教そろって成就させていただくことができ、40周年に花を添えることができた。