2018年01月01日

第9支庁 松風寺 権大僧正日崇上人御33回忌を高祖会に併せ奉修 開花運動や補強工事も成就 開教100年も祝う

昨年11月19日、松風寺(住職・吉田日景師)では高祖会に併せ、先々住・権大僧正吉田日崇上人の御33回忌が奉修された。
日崇上人は義天寺の竹内日雲上人の徒弟としてご奉公される中、昭和8年に松風寺の旧本堂が現在地に建立されたのを機に松山に赴任。草創期の松山市内および内子、大洲、八幡浜、宇和等の愛媛県中西部のご弘通の土台を築かれた。
 昭和32年からは旧国立ハンセン病療養所の入所者の支援や偏見の撤廃のための啓蒙活動にも尽力され、宗門の社会福祉事業に先鞭をつけられた。昭和40年には現在の大本堂を建立され、全国から5,000名を集めて開筵式を奉修。大洲市と八幡浜市に末寺を2か寺、建立された。
 当日は日崇上人のお師匠の曽孫にあたる本寺義天寺の竹内現暢師をお迎えし、四国布教区管内の全教務員と全寺院の信徒の参詣を得て、爽やかな秋晴れの下で奉修。2日前の御修行には佛立開花運動5ヵ年の教化誓願も達成し、また松風寺では本年、記念事業として取り組んだ耐震補強工事が無事完成し、施工した3社の代表に感謝状が贈呈されて、気持ちも晴れ晴れとした一座となった。
 本年は松山市でご弘通が始まって100年の節目にも当たるため、参詣者には100年前の資料をまとめた記念誌『松風寺黎明伝』が配られた。またこの日のために、門前には開教100年を祝う記念碑が建立され、併せて松風句会の有志により、境内に正岡子規の句碑も誕生した。
 御供養席の全日空ホテルの大ホールでは、古い写真が「松風寺百年の歩み」としてスクリーンに映され、ご住職の軽妙な解説で紹介されて、和やかに先師先輩の功労に感謝をさせていただいた。