ほんもんぶつりゅうしゅう
2018年08月01日
第21回壮年会研修会を行う  2日間にわたり32名が参加して
6月2日~3日の2日間にわたり新居浜・清扇寺ならびに同市内の別子ハイツ学習館にて、四国布教区第21回壮年会研修会が行われました。当日は梅雨入りしていたため天候を心配していましたが2日間共に晴天のお計らいをいただき、32人の参加者となりました。
 1日目は別子ハイツ学習館にて、午前10時30分に担当主事・岩本日雪師の唱導のもと開会式が始まりました。お看経のあと各代表挨拶の他、表彰式が行われました。今回の研修会は年初の案内募集時より「教化を成就して新居浜へ行こう」を合言葉に、研修会当日までの教化成就者増加を促進しましたが、4名が見事成就しての参加となりました。表彰式では随喜状とあわせて、成就者各人の名刺と布教区特製名刺入れが贈呈されました。
 続いて、岩本日雪師より講習をいただき、今回のテーマである「教化の喜びを拡げる」実践について学びました。「皆さんは教化のために、どのような活動をなされていますか」の問いかけに、教化活動で各自が胸を張ってできる話を披露しているところで終了。昼食となり、別子ハイツ学習館の職員の方に準備していただいたカレーライスをいただきました。
昼食後は、4つの班に分かれて清扇寺ご信者のお宅にお助行に出向きました。ご信者宅でのお助行後は各寺院の教化状況の意見交換を交わしました。
 その後、別子ハイツ学習館に集合して、すぐ近くのマイントピア別子で鉱山観光を楽しみました。本当に使っていた鉱山鉄道に乗車し江戸時代の別子銅山にタイムスリップし、リアルに当時の生活から近代の作業内容まで学習できました。
その後ホテルに移動して、しばし休憩の後、夕食懇親会をホテルの近くのビアホールで行いました。壮年会の楽しみでもある懇親会は各自交流を深め、ご奉公の情報交換など活発に盛りあがっていました。
 2日目は清扇寺に朝参詣させていただき、御住職・藤本日唱師より御法門を聴聞させていただきました。自分の身に置き換えて御法門を聴聞するとしないとではご利益が違ってくるという内容で、確かに人ごとのように聴聞しないで素直に、常に自分のためにおっしゃっているのだという気持ちで聴聞しなければと思いました。
 寺内清掃の後、婦人会の方々に準備していただいた朝食を頂戴しました。具沢山の愛情のこもった朝食を美味しくいただきました。 朝食後は、遠路はるばる特別参加された東北南部布教区・石巻耀護寺の壮年会長・豊嶋功司郎氏から大震災復興の今をご披露いただきました。
2日目午前の講習は、7月28日・29日に開催される四国布教区青少年の一座に向けての「将引の手紙を書こう」です。各自、孫や子供、宗外の知人といった身近な方に宛てた手紙を、互いに意見交換しながら仕上げました。それぞれ、とても情のある思いの込もった手紙を披露してくださいました。皆の思いが相手に伝わって青少年一座の将引なり教化へと繋がればと願いました。
 その後、昼食御供養をいただき、閉会式、記念写真となりました。今回の研修会を無事行うことができたのも御導師方、各寺院の役員の方、婦人会の方、壮年会の皆様のお陰です。ありがとうございました。   合掌
(布教区壮年会 連絡協議会会長・顕本寺 木戸岡巧記)