2020年04月08日

励ましの言葉〜新型コロナウイルス感染拡大にあたり〜

諭 告

新型コロナウイルスの感染拡大により苦悩に直面されている方々に対し、励ましの言葉を申し述べます。
この度の新型コロナウイルス感染により、罹患された方々そして、数多の尊い人命が失われたことを思うと洵に胸が痛みます。
謹んで哀悼の意を表すると共に、ご遺族や罹患者の皆様に衷心よりお見舞いを申しあげ、一日も早い感染拡大の終息を心よりお祈りしています。

また、治療や感染拡大防止に尽力されている皆様のご苦労に深く思いを致します。
新型コロナウイルスは、瞬く間に世界中へと感染が拡大し、世界保健機関が発表したように「現代における決定的かつ地球規模の健康危機」に陥りました。
この感染症の発症者は世界中に広まり、立ち入りを厳しく制限された行政施設や病院等に隔離されておられます。亡くなった人の数も右肩上がりに増え続け、ウイルスと闘う各国政府の対策が進むにつれ、国境は封鎖され、学校や職場の閉鎖が相次ぎ、誰もがみな打ちひしがれています。
こうした状況で、日本はもとより世界の経済・社会活動に大きな影響を及ぼし、不確かな情報の拡散は人々の不安を掻き立てています。
「コロナウィルスは世間一般のことだから仕方ない」と宗門人がご奉公を休んでいたのでは、当宗も共に疲弊してしまうでしょう。

今こそ、自分達が改良すべきご奉公を見いだし「非常時に強い佛立」をつくらなければなりません。
そして、全宗門人が「異体同心」の祖訓を体し、なお一層心を一つにしてこの病の早期終息と世界の恒久平和、一天四海皆帰妙法を御宝前にご祈願をさせていただきましょう。
私もまた、本山宥清寺の御宝前で佛立教講と共に引続きご祈願をさせていただきます。妙法の御経力をたのみ、皆でこの苦難を乗り越えましょう。

御教歌
ゆけるだけゆけとてすゝむ信行に ゆかれぬ様にならぬ御利益

南無妙法蓮華経
令和二年四月八日
本門佛立宗第二十六世講有 日良