ほんもんぶつりゅうしゅう
2020年07月01日
佛立青年教務会の活動を報告します。  専門学校卒業生より本山で学んだこと・今後の抱負 口唱ほど有難いものなし 御題目を届けるご奉公を 川端良酉
ありがとうございます。
私は、第10支庁・熊本長薫寺所属の川端良酉です。この度、師匠である御講有・日良上人のお徳分、自坊御住職のお慈悲をいただきまして、令和2年3月に佛立教育専門学校を卒業させていただきました。
宗門では、高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公つづれ織り運動の最中であります。このような法縁に巡り合い、有難くも、この4月より青年教務会員として、ご奉公させていただける身の上を誠に勿体無く、身の引き締まる思いです。
さて、私が京都にて、勉学とご奉公に上がらせていただいた2年間で、共に歩んでくれた同級生に、教えてもらったことがあります。
それは「上行所伝の御題目口唱ほど有難いものはない」ということです。
日本全国から集まった同級生は、年齢や国籍、人生経験も違い、初めは授業態度や御宝前のお給仕のことで意見の衝突、すれ違いを繰り返す日々を送っていました。
しかし、それでも学生の中で個人的な悩みを抱えている人がいた時に、皆でお助行をさせていただき、お折伏をお互いにさせていただけば、自然と問題が解決することを学ぶことができました。
おかげで、皆との調和が保て、ご信心中心の生活の中で、活気ある2年間を送ることができました。
このように高祖大士、門祖聖人、開導聖人は、真実の御教えである本門法華経の修行を御題目口唱という形で、私ども教講の身近な日常に届けて下されているのです。
これから、青年教務会員としてご奉公させていただく中で、全国のご信者と交流を深めつつ、皆さんの生活の中に上行所伝の御題目口唱を届けるご奉公がさせていただけるよう、教学の研鑽と信行ご奉公に精進をさせていただく所存です。