ほんもんぶつりゅうしゅう
2020年01月01日
「八〇〇(ハチマルマル)の三本の矢」を軸にご奉公を 年頭のことば
宗内の皆さん、明けましておめでとうございます。
新たな年をともにお迎えできたことを慶ばしく思います。
只今、本山御宝前においてご一同のご奉公成就と世界の平和、人々の安穏、そして自然災害により被災した各地の早期復興をご祈願させていただきました。
さて、高祖ご降誕800年の慶讚ご奉公「世にともしびを。人にやすらぎを。教化・法灯相続つづれ織り運動」は早くも3年目、中盤に入りました。
本年は、各支庁、布教区、寺院の現場において目に見えたご弘通の成果を現わさねばなりません。そこで佛立教講は、「お祖師さまにお悦びいただけるご奉公」を目指すために、宗門から放たれた「八〇〇(ハチマルマル)の三本の矢」を軸に、旧年に増したご奉公に取り組まれることを望みます。
第一の矢は「教化誓願達成に全力」です。5ヵ年の誓願を4年目、令和3年度中に達成させていただく思いでご奉公に励んでください。
第二の矢は「教務員および学徒を育てる」です。弘通の柱となる教務員ならびに学徒の増加と育成に努めてください。
第三の矢は「薫化会活動の充実」です。次世代の佛立菩薩の育成、信行相続を推進してください。これらタテ糸の信行相続とヨコ糸のお教化が進むのが佛立のご弘通です。
すべての佛立教講が、お祖師さまにお悦びがいただけるご奉公「八〇〇(ハチマルマル)の三本の矢」を常に心にとどめ、異体同心で取り組み、次世代の佛立菩薩を育て、お祖師さまの御教えを二陣三陣へと継承し、さらなる弘通広宣を目指すことが大恩報謝のご奉公となります。
そんな大恩報謝のご奉公を成就させていただけるのは、吾が本門佛立宗をおいて他にないとの誇りを持ち、その慶讃ご奉公において自ら立てた誓願を一つひとつ成就し、弘通の道を確実に歩み続けることで、一天四海皆帰妙法の祖願は達成させていただけます。
宗門の皆さん一人ひとりが、弘通の先頭に立ち高祖のご正流を継ぐ使命を自覚し、娑婆世界に浄佛国土を建設するという高みを目指し、自らが折伏教化に邁進してこの1年、菩薩行に励まれんことを期待します。
御教歌
我祖師は如来のつかひかしこくも  其眷属はわれら也けり

令和2年元旦
本門佛立宗
第26世講有 日良 御印