ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年03月01日
海外弘通だより~世界統一口唱会 全世界の信徒が御題目で繋がっている 宗外の方からもメッセージいただく
コロナ禍からのご弘通の再始動を図るため、弘通局では「高祖ご降誕800年慶讃 全国統一口唱会」を企画し、日蓮聖人がご誕生された2月16日に因み、昨年10月より毎月16日午前8時(土日は8時30分)から、講有上人ご奉修のもと本山御宝前にて口唱会を開催しています。
この口唱会の模様は本門佛立宗YouTubeチャンネルでライブ配信し、毎月、多くの寺院教会やご自宅から教務講務の皆さんに参加をいただいています。
弘通局では、全世界各教区の佛立教務・ご信者方にも口唱会参加を呼びかけ、口唱の輪は日本国内だけでなく全世界にも広がりつつあります。
ブラジル教区では、独自にポルトガル語の口唱会ポスターを作成し、ブラジル全信徒へ周知。そのおかげでしょうか、ブラジル時間は夜8時過ぎにもかかわらず、1月度のYouTubeライブ配信のチャット欄には、大勢のブラジル信徒が参加者名と寺院名を添えて「Arigatougozaimasu」とメッセージを残してくれました。
またその他にも、アメリカ在住の信徒からのメッセージもあり、同時同刻に全世界の皆が心を一つに御題目をお唱えしていることを思うだけで大変胸が熱くなりました。
ライブ配信をご覧になっていた、おそらく他宗の方からだと思います。たくさんの海外からのメッセージを見て驚かれたのか、「佛立宗は他国にも大勢信徒さんがいらっしゃるんですね」と、うれしいメッセージも寄せられていました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、日本からの出張や団参ご奉公が不可能となった今、ご信心の灯火が弱まったり、消えたりすることのないよう、新たな手段としてインターネットを活用した全世界統一口唱会を実施できたことはとても画期的なことであり、なおかつ、私たちお互いの励みになります。
どんな困難な状況の中でも、私たちは常に異体同心が大事で、異体同心であればこそご弘通は発展していくものと日々教わっています。
今は全世界の信徒が直接、顔を合わせて御題目をお唱えすることはできませんが、形は変わったとしても私たちお互いが御題目でつながることを忘れなければ、コロナ終息後も国内、世界のご弘通はさらに発展を遂げていくことでしょう。
これからもこの口唱会が世界中でさらに盛り上がっていけるように、しっかりと働きかけていきたいと思います。