2020年08月01日

定例宗会開き本年度予算を承認  コロナウイルスの影響で再延期して

第223回定例宗会が6月22日から23日にかけて宗務本庁3階宗会議室で開催された。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初3月4~5日の開催予定が5月28~29日に延期となったが、今回更に再延期となり、6月22~23日の開催となったものである。
宗会開催に先立ち、第80回百万霊会追善法要が本山宥清寺境内の供養塔前で、引き続き開会のお看経が本山御宝前で営まれた後、宗会議員並びに関係者一同は本庁に移動。昼食・休憩、議員点呼、開会宣言の後、講有上人が、次のように御諭告を発せられた。
「この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々、またご遺族の皆様に謹んで哀悼の意を表するとともに、衷心よりご冥福をお祈りいたします。また罹患された方々に心よりお見舞い申し上げます。
さて、私は宗制に基づき、去る3月の推戴会議において引き続き講有位及び本山宥清寺住職に留まるところとなりました。
このうえは御宝前におすがりし、講有として宗門弘通興隆・本山護持発展のため、身命を賭してご奉公に精進させていただく所存であります。
宗門は『高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃 教化・法灯相続 つづれ織り運動』の第3年度に入りました。宗内全寺院教会はまだまだコロナウイルス影響が続く中ではありますが、皆で5ヵ年誓願と感染拡大終息と世界恒久平和、安穏、一天四海皆帰妙法を引き続きご祈願させていただきましょう。
本宗を代表する立場にある本日参集の各位には、支庁布教区の状況を把握しながら、各寺院が慶讃ご奉公に取り組めるように先頭に立って邁進していただきたく存じます。
私は昨年の国内外の講有巡教において、教講の随喜あふれる慶讃ご奉公の姿に接し、大変頼もしく感じた次第です。この勢いを以て、慶讃ご奉公が活発に展開されることを強く望みます」と述べられた。
これに応えて、宗会議長の指田日行師が「御講有上人におかれましては再び講有位及び本山宥清寺住職に推戴遊ばされました。今後とも宗内及び宗会議員の私どもに御慈教賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
今、この度のコロナ禍の中、宗門各寺院の弘通は人的にも、運営面におきましても多大なる影響が及んでおります。予算案の審議はその意味においても非常に重大な位置にあります。その他にも重要な案件が上程されております。宗門機構の大改良につなげられますよう、慎重かつ活発な審議を重ね、全宗会議員はその職責を果たすべくご奉公させていただきます」と宣誓した。
続いて令和2年度の宗務方針が小西日演総長から発表された後、各局長から執務方針が発表され、2日間の議事日程に入った。

各種議案を審議承認
本宗会では、前述のコロナウイルスの影響もあり、まず宗会参事会報告が行われ、宗令第14号委員会規定 第26章 高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃記念事業検討特別委員会規定案議決の件、宗会参事会の議案を稟議書にて議決の件、定例宗会会期日程変更議決の件、次期講有ご推戴を郵便による投票で行うことの議決の件、定例宗会会期日程変更議決の件について宗会の承認が求められ、様々な意見が述べられた後、承認された。
また通常、定例宗会は予算宗会とも呼ばれており、1日目に令和元年度の百万霊会特別会計補正予算案、宗務本庁一般会計第2次補正予算案議決の後、令和2年度の佛立教育専門学校等の宗門諸機関の各種予算案が慎重審議され、いずれも可決承認された。
2日目も、佛立研修センター宗会特別委員会・安田清滉委員長より佛立研修センター第3次提言(中間報告)が、総務委員会・西村清信委員長よりウェブ会議のあり方について、それぞれ報告ご披露された後、令和2年度の宗務本庁一般会計予算案が審議され、可決承認された。
また大阪清現寺・堀池勇氏、枚方ひらかた寺・岡居一氏、西宮廣宣寺・岡田秀次朗氏への特一級拝受者議決の件も承認され、2日間にわたる議事は無事に終了した。
最後に第14号委員会谷信一委員長より、今後の記念事業のあり方等について、現在までの委員会での会議内容の報告が行われた。