ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年07月01日
高祖日蓮大士ご降誕800年各布教区で慶讃法要勤まる  特命巡教門祖会に併せ弘通促進大会も奉修  第6支庁甲信布教区
去る3月14日、晴天のお計らいをいただき、隨應寺に於いて特命巡教門祖会に併修して高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃法要、布教区弘通促進大会を宗務副総長の西村日要導師ご親修のもと、布教区管内各寺院の御住職方のご出座をいただき、盛大に奉修されました。
 昨年よりの新型コロナ感染拡大防止のため、参詣者を制限し密を避けての奉修となりましたが、力強く真剣なお看経の後、山崎泉立布教区長の挨拶で教化成就に向けての決意を表明されました。
 次にご利益談の発表では、本晨寺の安藤幸良氏より母上とご自分の病気を治していただいたらご弘通に全力を尽くしますと誓願し治していただけたので、今、更に全力で頑張っていますとのお話を伺いました。
 また、隨應寺の増沢ひろ子姉の発表では、交通事故で車は壊れるが同乗者とご本人は怪我もなく転重軽受のお計らい、ご利益をいただかれたお話を伺うことができました。
 続いて隨應寺住職の岡本日盈上人より、奉修導師始めお参詣の皆様に御礼の挨拶があり「今は工夫次第でご奉公はできます、お気張りください」とお話くださいました。
 最後に奉修導師より御法門を拝聴させていただきました。「つとむればやがて其身のさいはひと なるをたのしみをこたるなゆめ」の御教歌を説かれ、「つとむれば」とは〃精進〃、こつこつと積み上げること。自分に打ち勝って苦悩を突破することができれば、そのつとめた年数だけ力がついてご利益はそこから生まれる。精進することが大切です、とご教導くださいました。
 終了後は、外で参加者の集合写真を撮って解散となりました。(記・渋谷寿美子)