ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年05月01日
播但・本隆寺 晴天のなか喜びの講有巡教勤まる
去る3月6日、第11支庁播但布教区・本隆寺に於いて、門祖日隆聖人御開山会・御講有巡教法要が盛大に奉修されました。数日前まで、天候が危ぶまれましたが、お陰をいただき快晴のもと、御講有山内日開上人御親修により奉修されました。宗務本庁より随伴の広報部長・長松清潤師、布教区長・谷口日行師、布教区管内御住職等の15師、本山宥清寺はじめ他寺院から68名、寺内131名、総計214名の賑やかなご参詣をいただきました。本堂内には、布教区内各寺院の寺院旗が揚げられ、参詣ご信者は若竹色のタスキをかけてご参詣されました。

 式典では、本隆寺へ土地のご有志をされた本法寺・富永好政氏へ感謝状の授与、千回参詣運動成就者(21名)の代表三原知佳代姉に随喜状の授与、御講有上人より、当住に「弘通興隆費」を下付していただきました。

 御講有上人は
「世の中の苦楽は夢のしばし也 御法にあひし大事忘るな」
との御教歌で御法門を拝まれました。私たちは、この御法にお出値いさせていただけたお陰で、過去の罪滅を果たし、現当二世の大願を成就させていただく事ができる果報をいただいたのだから、その本懐を何としても遂げさせていただける様に気張らせていただかねばならない。目の前の苦楽にふり回されて、その使命を忘れてしまわないように、佛立信心の結構さ、有り難さをしっかり感得して、ご奉公に気張らせていただく事が大事とお教えいただきました。

 本隆寺では、6年前の平成22年より巡教記念事業を発足し、寺院内外の寺観整備、巡教法要、千回参詣運動を呼びかけ、浄財奉納と参詣ご奉公を進めて、今回、三十数年ぶりとなる盛大な法要が無事奉修でき、教講一同感謝致しております。