2019年12月01日

佛立第3世講有日隨上人 百回御忌を厳修 本成寺門末が願主となり講有御親教として 1年前から奉修本部を発足し報恩ご奉公に邁進

第2支庁・大阪本成寺(住職・泉恒健師)では、去る10月20日、高祖会に併せて佛立第3世講有・本成寺中興開基・日隨上人の百回御忌を、門末各寺院が願主となって2座にわたり厳修。特に第2座は、講有御親教の座として佛立第26世講有・髙須日良上人にお勤めいただいた。

本成寺は天正3年(1575)に法華宗の本山妙蓮寺の末寺として京都で創建され、明治23年(1890)に日隨上人が住職に就任。大正元年に、大阪本門佛立講玉江組の寺院として移転したもので、それより日隨上人を中興開基として尊称している。
【報恩ご奉公の取り組み】
 本成寺では、平成29年末に営まれた本末会議で、来る平成31年(令和元年)に日隨上人の百回御忌をお迎えすることから、本成寺門末の各寺院が願主となり、奉修本部を設立し、報恩ご奉公をさせていただくことを取り決めた。
 奉修本部は平成30年10月に発足。報恩ご奉公の方針には、日隨上人が若年層の育成の重要性を感じられ、薫化会を始め各教養会を設立されたご事績から、法灯相続を中心に報恩ご奉公を行うこととし、奉修本部の中に教養部を設けて、この度の百回御忌を機会として、門末の寺院間の交流を盛んにしていくご奉公に努めることとした。
また、弘通部では門末で交流口唱会を開催し、各寺院の御住職、教務、事務局の方々との交流を通じて、各寺院のご奉公の成功談、失敗談を本音で語り合い、各寺院の隆昌発展に資する会合を行った。これらは、百回御忌の奉修以後も継続してご奉公させていただくことになっている。

 奉修本部では、令和元年10月20日に高祖会に併せて日隨上人百回御忌を奉修することとし、第1座に伊藤日学上人、第2座に佛立第26世講有・髙須日良上人を奉修導師にお迎えすることとなった。
 そして、この奉修に併せて本成寺本末では、まず日隨上人のことを教講が良く理解して報恩ご奉公に努めていただこうと、ご尊父が日隨上人の最初の弟子である伊藤日事上人であることから、伊藤日学上人に3回に渡って日隨上人の基調講演をお願いした。
 これらの報恩ご奉公については、日隨上人50回忌法要の際に刊行された「本成寺本末沿革史」の一部を掲載する形で、日隨上人のご遺品やご遺墨、門末の寺院紹介と共に『日隨上人百回御忌記念誌』として発行され、法要に参詣された教講の方々や、ご有志をいただいた方々にご供養された。

 いよいよ法要当日を迎える
 こうして迎えた令和元年10月20日。午前9時からの第1座に伊藤日学上人、午前11時よりの第2座に講有日良上人の奉修導師のもと本成寺門末が願主となり、本成寺高祖会に併せて日隨上人百回御忌が奉修された。
 本堂内陣の右手に、日隨上人の祭壇がご荘厳され、境内にある日隨上人頌徳碑も祭壇が組まれ荘厳された。
 法要では、日隨上人の祭壇に設けられた焼香台に、奉修導師、当住、出座教務夫人、各寺院の代表、本成寺責任役員が焼香、出座教務は内陣で焼香された。また、第2座では、奉修導師、当住、出座教務夫人、各寺院代表と御講有夫人の富恵様、野原家の遺族である野原操様と弘子様(共に誕生寺所属)が焼香された。
 なお、この度は若手のご奉公者を起用しようということで、1座、2座とも今回初めて司会に抜擢された山本耕平氏の進行のもと、泉住職、田中伸一事務局長の挨拶のあとで奉修導師が御法門をなされた。
 第1座の奉修導師である伊藤日学上人は、日隨上人の著作・要種院歌集にある御歌「埋もれて世に知る人も無くてこそ 心やすけれ塵ひじの身は」を引かれ、日隨上人のご生涯を述べられながら、その遺訓を旨にご信心に励むことを説かれた。
第2座の奉修導師である講有日良上人は、御法門前のご挨拶で、高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公の無事円成に邁進されんことを勧められ、50年後にお迎えする日隨上人150回御忌に向けて本成寺門末がご奉公に精進を、と促された後、「川水の樋にとめられてよどむとも あとへかへらぬ人の一生」の御教歌で御法門を説かれた。
 法要の後、ご供養場は2ヵ所に分かれ、奉修導師、出座教務、野原家遺族、教務夫人と各寺院の代表は、本成寺の傍に流れる堂島川向こう岸にあるNCBホテルに設けられたご供養場に移動してご供養をいただかれ、第2座に参詣された各寺院のご信者方は、本成寺会館2階の多目的ホールでご供養をいただかれた。
また、第1座にご参詣された各寺院のご信者と寺内のご信者方はご供養は持ち帰りとなったが、記念品の1つである記念誌は後日お渡しすることとなった。
 当日は晴天のお計らいのもと、ご奉公を含めて教務30師、1,200人のご信者の参詣をいただき盛大に奉修された。また門前では、先の台風15号、19号の襲来による台風災害支援募金が行われ、スカウトの子供達による活動に大勢の参詣者が募金を行い、97,884円が本庁を通じて被災地に送られ