ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年09月01日
仙台・妙法寺 開導会に併せ住職継承式を奉修
東北南部布教区仙台・妙法寺では、去る7月27日、開導会に併せて住職継承式が執り行なわれた。

 妙法寺は昭和32年、開講百年の記念に仙台市同心町に創建され、開基で初代住職に権大僧正・川口日慈上人がご就任。同42年12月に仙台市青葉区北根の現在地350坪を買収。44年8月に現本堂を建立し移転するも、翌年3月14日に日慈上人がご遷化。2代目住職として川口日智上人が就任。平成16年8月、日智上人は乗泉寺住職に就任され、そのお留守を教講で支えてきたが、今回、日智上人の英断にて3代目住職として小原日諭師が継承されることとなったのである。

 当日は日智上人導師のもと、開導会の奉修に引き続き継承式が執行され、式典では日智上人の住職退任の言上の後、日諭師の就任言上があり、住職辞令伝達、住職引継・過去帳が継承された。その後、乗泉寺執事長相馬日育師の祝辞、妙法寺信徒を代表して責任役員・相澤満氏より日智上人への御礼・日諭師にお祝いの言葉、事務局長・大塚護氏が先住へ退任祝の目録、新住職に就任祝として法衣の目録を贈呈された後、奉修導師の日智上人が訓示と御法門をされ、継承式執行長・多田基久氏の挨拶で、本堂に於ける式典が終了。

 会場を仙台ロイヤルパークホテルに移して祝賀会が開催され、先住と新住職への花束贈呈の後、第7支庁長・柴崎日布師、本寺清護寺・細田局長、青森青松寺・平泉局長より祝辞があった。その後、乗泉寺・大谷局長の発声による乾杯で祝宴に入り、会食の間に盛岡広宣寺・釜石慈念寺・多賀城弘妙寺・一関一乗寺の各局長からのお祝いスピーチが、また余興として、踊りやカラオケなど盛り沢山の祝宴となった。最後に新住職より御礼の言葉が述べられて閉会となった。

 当日は出座教務12師、他寺院7ヵ寺77名、寺内70名、近隣の方など、総計160名の大勢の参詣で賑わった。