ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年07月18日
東京中央布教区 遠妙寺との共催で「子どもお会式」を開催 —近所の方も来られ300名の参詣—
去る5月22日、東京中央布教区の子どもお会式が大塚の遠妙寺にて奉修されました。今回のお会式は支庁巡教が冠され、布教区の第4回子どもお会式と遠妙寺の第15回子どもお会式の共催で、高野清純布教区長がお勤め下さいました。

 前日の夜に雨が降ったため天気が心配されましたが、当日は早朝よりカラッとした良いお天気で、お会式に相応しい晴天のお計らいをいただくことができました。開催寺院である遠妙寺も普段のお会式とは違い風船等を使って華やかに飾られており、楽しげな雰囲気をかもし出しておりました。

 第1部ではお看経に引き続き、遠妙寺の薫化会員で小学校6年生の古川純花さんが、学校で友人との人間関係で悩んだ際に、お母さんからお助行を受け、毎日一緒にお看経をして、ご利益をいただいたという体験談が発表されました。

 その後、遠妙寺御住職で現宗務総長の木村日覚師よりご挨拶いただきましたが、奉修導師と出座お教務師のことを布教区のアンパンマン達ですと紹介され(お顔の形が似ている!?)、これには
子供達だけでなく大人の方々も大笑いをしておりました。「アンパンマンのように、お教務さんはみんなを助けてくれるよ」とのご慈教です。

 奉修導師からは「われ道にすゝむ心をてらし見て 仏は力そへ給ふなり」との御教歌で御法門を頂戴しました。また、その中で御自坊の常住寺の薫化会より「いっしょうけんめい」という詩の朗読もあり、子供達も真剣に聞き入っておりました。

 第2部ではお寺全体を使った遊びコーナーが用意され、ダンボールを使った巨大迷路、縁日にあるような射的コーナーやヨーヨー釣り等があり、皆で楽しく遊びました。また、大広間に用意されたステージでは薫化会有志による歌や踊りの発表があり、最後にはプロのクラウン(ピエロ)による愉快なパフォーマンスもあり、子供達から拍手喝采を浴びておりました。

 その他にも境内では、遠妙寺が布教活動に力を入れているフィリピンや過日、大きな地震に見舞われた熊本地方の特産品を販売する等のチャリティーバザーが開催されており、近所にお住まいの方々も買い物に見えておられて大変賑わっておりました。

 最後に布教区薫化会会長の岩﨑哲氏より御礼のご挨拶と、次回のイベント(八月に開催されるファミリーキャンプ)の告知をさせていただき、再会を誓い合って解散となりました。

 当日のお参詣人数は、布教区内子供31名・大人45名、遠妙寺子供34名・大人124名、宗外者子供30名・大人15名、布教外他寺院3名、布教区内お教務9師、布教区外お教務1師、遠妙寺お教務8師、総合計300名のお参詣となりました。

 今回、奉修寺院の遠妙寺様には通常より大規模な子どもお会式になるということで、年明けより会議を重ね、直前まで様様なご奉公にご尽力いただきました。木村御導師を始め教講両務の皆様方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。布教区の薫化会と致しましても、これからのより一層の会員増加と活動内容充実を目指し、未来の佛立を担う青少年育成のため、努力精進をさせて頂きたいと思っております。

(布教区薫化会参与 記)