ご利益体験談

ガン平癒と娘の信心改良

第7支庁・妙法寺 小沢敦子さん
 
 
 私は、母の時代からの信者で、法灯相続をして長い間、数々のご利益をいただいてまいりましたが、ごく最近のご利益についてご披露をさせていただきたいと思います。
 
 今年5月中旬、微々たる2ミリほどの血の跡が下着の胸の付近についているのを発見しました。元来、皮膚が弱く身体を掻くくせがあるので、そのための血の跡だろうぐらいに気にもせずにおりましたが、いつも同じ場所なのです。よく見ると乳首から滲み出ているのに気づきました。早速、近くの医者にかけつけ診察をうけたところ、超音波検査で「7ミリくらいの腫瘍がある」との医師の診断でした。その後、大きな病院を紹介され、マンモグラフィーと組織検査をされ、診断結果は三週間後と言われました。その間、結果が乳ガンであっても腹を据え、現在81歳で、主人が亡くなってから18年、一人暮らしでこのご信心を続けさせていただき、何の不安もなく、全て御法様が良き道をお導きくださるとの念いで、日々家でのお看経を精一杯させていただきました。
 
 ちょうどそんな時期に、近郊に住まいする長女が現れ、今までの勤めをやめたので、今までが忙しすぎたから少しの間は家に居ようとのこと。忙しくなかなか会う機会も少なかった長女が、私の話を聞いて「今度は親孝行するからネ」と言ってくれました。そして検査結果の出る時から付き添ってくれました。
 
 検査の結果は「非浸潤性乳管ガン」との診断で「血管の中に出るガンなので転移も少なく手術の時間も余りかからなく、次の日から食事もできるし歩けます。よく考えて手術をするか、どうかを決めて下さい」との事でしたが私はその場で「手術をお願い致します」と言いました。娘はビックリしていた様でした。残された私の人生、もう一度立ち上がってご奉公をさせていただきたい、との気持ちでした。
 
 その後、御住職様と奥様に、病気のことを報告しましたところ「罪障があるから病気になるのであって、その病気を治さないと後生引きずるのであるから、スッカリ治してまたご奉公ができる様に」と言っていただきました。そして奥様はビワの種はガンに効くとのことで、ビワの種の粉末にしてあるものを一箱分けていただきました。お二人の温かいお心にふれ、涙があふれました。
 
 7月8日に全摘手術を致しました。翌日から歩くこともでき、傷口も順調に快復し、食事もお粥から、2日目からは普通食となりました。入院は2週間と言われておりましたが、8日目に医師から「明日に退院できますよ」と言われビックリ。入院中は看護士さんの行き届いたお世話振りに感動し、気持ち良い日々を過ごすことができ、有り難さで一杯でした。また、申し合わせたように娘が私の看病ができたのもお計らいです。
 
 その後、娘はご信心の改良ができ、御宝前に手を合わせ、お寺にも参詣できるようになり、この度の7月27日の開導会・住職継承式にはお寺参詣とご奉公ができるお計らいをいただきました。なお、手術後4週間後の8月4日に、手術経過後の検査にまいりましたが、結果はガンは無く、抗ガン剤の投与も必要が無いとの診断でした。病気中は、御住職・奥様始めご信者の皆様の心厚いお助行を頂戴し、只々感謝の気持で一杯です。残された人生精一杯ご奉公させていただきます。
 
 
佛立新聞659号(平成26年11月号)掲載分