ほんもんぶつりゅうしゅう

高松 妙泉寺


2016-08-02 15:38

四国布教区青少年サマーキャンプIn五色台 〜その2〜

さて、2日目の朝。
前夜は、同学年か年の近い子同士でお泊まりをして
夜遅くまでおしゃべりもたくさんしたそうですが、
それでもすがすがしい朝日を浴びながら、
朝風呂に入った子もいるほど
早起きしていました。
ラジオ体操も元気に、朝食バイキングもモリモリ食べて、
さぁ、朝のお散歩をかねて再びクラフトハウスへ。
大人に見守られて、4歳の子もてくてく歩いていきました。
 
まずは、朝参詣。そしてご法門聴聞。
御宝前さまにお供えをし、お題目をお唱えしたお水(お供水/おこうすい)は、
不思議な力のあるお水になるので、
時々や、のどがかわいたときにではなく、毎日いただくこと、
そして病気になったときはそのお供水が守ってくださいますよ、
というお話をいただきました。
 
さぁ、この日は被災時のクッキング!
前日から日赤のボランティアさんが来てくださっており、
子どもたちはビニール袋で、
大人の男性は空きカンで作るご飯を教えてもらい、
それぞれに取り組みました。
ご飯の段取りができたら、カレー作り。
小学生男子はカマドに火おこし、
小中学生女子は野菜の皮むきや切る作業。
幼稚園以下のちびっこチームは、
ママといっしょに松山松風寺さん出張リトミック教室を楽しみました。
跳んで歌ってしたあとは、ナン作りに挑戦!
小麦粉にヨーグルトとオリーブオイルの入ったボウルのなかでこねこね〜こねこね。
丸いカタチになるまでこねたあと、フライパンで焼くだけ!
もちもちのカンタンナンができました。
ビニール袋ごはんも空きカンごはんも、見事に炊き上がり、
カレーライスをほおばりました。
前日に残ったうどんとお吸い物の素と卵で作った非常料理。
カンパンと氷砂糖と卵でカンパンプディング。
ペットボトルの緑茶で茶飯。ケチャップライス。
ジャガイモとコンビーフのおかずなど、たくさんのおかずも添えられ、
非常時もちょっと工夫で美味しい食卓ができることも知りました。
 
いよいよ閉講式。
班のリーダーから、
布教区長をはじめご奉公いただいたすべての方、
そして連れてきてくださった保護者の方へ
心のこもったお礼の言葉が述べられました。
そのあと、布教区長の評価によって、
未就園の子どもたちと、4つの班に表彰状が贈られました。
ぼさつのたまご賞!
草原の子犬賞!
森の妖精賞!
天空のキラ星賞!
そして、瀬戸のドルフィン・キッズ大賞!
個性豊かな、それぞれの班にピッタリの賞をいただきました。
 
まだまだ遊びたりない子どもたちへ、
最後のごほうびは、新鮮な甘いスイカとお菓子わなげ!
さらに、前日に婦人会さんが心をこめて編んでくれた、
非常時に役立つ洗剤不要のタワシ、『アクリルたわし』をゲットして、
また会おうねー!ありがとうございまーす!と手を振り、それぞれ帰路につきました。
 
2日間、子どもたちは元気いっぱい、
心配した虫さされや大きなケガや病気もなく過ごすことができました。
 
初日の宣誓
私たちは
敬い 感謝 思いやり
強い心で自分に負けず
よく見てよく聞きよく学び
力を合わせて助け合い
みんなの幸せ祈ります。
四国布教区の青年会、くんげかいの一人ひとりが
この宣誓を忘れず 、1日1日を楽しく過ごしていってほしいです。
そして、また来年、ひとまわりもふたまわりも大きくなって、
元気に会えるのが今から楽しみです。