ほんもんぶつりゅうしゅう

高松 妙泉寺


2017-02-11 17:35

「無事」が何よりありがたい!

先日の御講(*おこう=ご信者が集い、ご祈願やお弔いのために御題目を唱え、信仰を学ぶ場のこと)で、体験談が発表されましたのでご紹介します。
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私は、昨年の秋ごろから、御宝前係(*ごほうぜんがかり=御講などで、お給仕をする係のこと)をさせていただくようになりました。
ちょうどその頃から背中に大豆ほどのデキモノができ、気になっておりました。以前にも胸の上の辺りに同じようなデキモノができ、やがて化膿した経験があったので、病院で診てもらうことにしました。
病院では、以前と同じく、粉瘤腫と診断されました。今の様子だと特に問題はないだろうという診断でしたが、以前の経験もありましたので、切除の手術を受けることにしました。
そして、今年の2月2日に摘出手術を受けました。不思議と麻酔をかける際の痛みもなく、麻酔が切れた後も傷口が痛むことはありませんでした。摘出した粉瘤腫も良性でした。
さらに有難いことに、手術を受けた翌日には御宝前係をさせていただくことができました。そして今日もこうして無事に御宝前係をさせていただくことができております。本当に有難いです。
ありがとうございます。
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【住職のコメント】
以前と同じ手術にもかかわらず、以前とは違い、全く痛みがなかったのも、有難いことですが、“何か”あったときに、そこから普段の何気ない生活に有難さが感じられるのは、本当に素晴らしいことです。
日々の信行を通じて、御法様のおかげを感じ、心豊かな毎日を過ごせるのが、何よりの有難さです。