ほんもんぶつりゅうしゅう

高松 妙泉寺


2017-03-06 09:45

ケガをして気づいたこと

先日の御講(*おこう=ご信者が集い、ご祈願やお弔いのために御題目を唱え、信仰を学ぶ場のこと)で、体験談を発表くださったのでご紹介します。
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ありがとうございます。
私の今年の1月は、ケガがとても多い1カ月でした。
具体例を挙げると、
・車のトランクに頭をぶつける
・柱に手をぶつけ出血する
・包丁で手を切る、手のまめが化膿してお箸が持てなくなる
・軽いギックリ腰になる
・足のイボが悪化して歩きづらくなる
・歯のくいしばりが痛くて眠れない日があったり、眠れても夜中に目が覚める・・・
                             
今になって思い返すと、どのケガもブツブツと文句や愚痴を言いながら何かをしているときに起こったものでした。
そういう私の態度がダメなのだと、御法様からお叱りをいただき、気づかせてくださったのだと思います。
幸いにも、どのケガもひどくなることはなく、すぐに治りました。
これからは、自分の言葉や行動に気をつけたいと思います。
ありがとうございます。
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 《住職より》
自身に思わしくないことが起こると、
人はイライラしたり誰かや何かに責任を求めたりするものです。
しかし仏教では、すべてが「因果応報」「自業自得」と教えられますから、
何かあれば、その度に自分を省み、より良く改めていくことが大切です。
良いこともそうでないことも、より良い未来のためのキッカケにしたいものです。