
偶然でコロナはうつらない
ご信心の道理を知ろう
新型コロナウイルスの感染拡大は留まるところを知らず、先の見えない不安に世界中が覆われています。
このような時だからこそ、私たち佛立信者は信心を強く起こして、ご利益でコロナを乗り切っていかなければなりません。仏さまが御題目を残されたのは、正にコロナ禍のような未曾有の苦しみをお救いくださるためだからです。
そのためには、信心の道理をよく心得て正しい信行を心がけることが必要です。たとえ自粛下であっても功徳を積んで、毎日を無事で暮らせるご利益をいただきましょう。
新型コロナウイルスの感染拡大は留まるところを知らず、先の見えない不安に世界中が覆われています。
このような時だからこそ、私たち佛立信者は信心を強く起こして、ご利益でコロナを乗り切っていかなければなりません。仏さまが御題目を残されたのは、正にコロナ禍のような未曾有の苦しみをお救いくださるためだからです。
そのためには、信心の道理をよく心得て正しい信行を心がけることが必要です。たとえ自粛下であっても功徳を積んで、毎日を無事で暮らせるご利益をいただきましょう。
因果という教え
仏教は因果の道理を説いたものであり、因果とは世の中に運や偶然はないという教えです。たとえば病気になって苦しむのも、そこに悪い因縁があるからであり、過去世からの罪障によって引き起こされると教わるのです。
ウイルス性の病気であるコロナは、感染者と接触することによってうつります。同じ空間に長時間居合わせたとか、ウイルスが付着している物をさわった等の感染ルートが考えられるでしょう。
感染者と出会わなければ、ウイルスのついた場所をさわらなければ、絶対にコロナはうつりません。そのための自衛手段が三密を避けることであり、マスクの着用や手指の消毒です。
けれども、目に見えないウイルスを努力で防ぐには限界があります。いくら注意を払っても、除菌をし損なうことが出てくるでしょう。
だからこそ、御法様のご利益が必要になるのです。
コロナも因縁による
信心の道理に照らし合わせると、コロナ感染者との接触は偶然ではありません。過去世からの因縁があるから巡り合ってしまうのであり、罪障のためなのす。
この罪障を消滅することができれば、悪い縁を良く変えることができます。縁が変われば、ウイルスとは遭遇しませんから、感染のリスクは発生しません。これを定業能転といいます。
定業とは定められた運命のことであり、業を能く転じて運命を変えるのが定業能転です。コロナとすれ違う毎日を送るためには、定業能転のご利益をいただいて、悪い巡り合わせを変える必要があるのです。
功徳→罪障消滅→ご利益
定業能転のご利益は、罪障を消滅することでいただくことができますが、そのためには功徳を積まなければなりません。
自粛下では普段通りのご信心ができませんから、功徳を積むために「何をさせていただくべきなのか」をよく知ることが必要です。
本年の巻頭言は、コロナ禍で功徳を積むための、ご信心のさせていただき方を連載します。信心を改良して、ご利益でコロナを乗り切る一年にいたしましょう。
御教歌
罪障を消滅すれば難はこず 難のこぬをば御利益といふ
信心の道理に照らし合わせると、コロナ感染者との接触は偶然ではありません。過去世からの因縁があるから巡り合ってしまうのであり、罪障のためなのす。
この罪障を消滅することができれば、悪い縁を良く変えることができます。縁が変われば、ウイルスとは遭遇しませんから、感染のリスクは発生しません。これを定業能転といいます。
定業とは定められた運命のことであり、業を能く転じて運命を変えるのが定業能転です。コロナとすれ違う毎日を送るためには、定業能転のご利益をいただいて、悪い巡り合わせを変える必要があるのです。
功徳→罪障消滅→ご利益
定業能転のご利益は、罪障を消滅することでいただくことができますが、そのためには功徳を積まなければなりません。
自粛下では普段通りのご信心ができませんから、功徳を積むために「何をさせていただくべきなのか」をよく知ることが必要です。
本年の巻頭言は、コロナ禍で功徳を積むための、ご信心のさせていただき方を連載します。信心を改良して、ご利益でコロナを乗り切る一年にいたしましょう。
御教歌
罪障を消滅すれば難はこず 難のこぬをば御利益といふ
蒲田 妙泉寺管理者 [コロナを信心で乗り切るために] 2021-02-07 17:50:00
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