ほんもんぶつりゅうしゅう

2015-05-01 11:07

春の御会式 門祖会

 4月26日(日)妙泉寺春のお会式門祖会が、大本寺乗泉寺のご巡教をいただき、川口日智上人の御親修の下奉修されました。
 随伴のお参詣は乗泉寺第3ブロックで、秋山日遊導師、村田信昂化主、奉修お導師の随身として岡本廣洋講師にそれぞれご出座をいただきました。
 また布教区内の同じ門末として板橋の信泉寺さんから、信泉寺代務師の鴨田日舟導師と荒井廣妙講師にご出座をいただき、乗泉寺と信泉寺さんから合わせて95名の大勢の団参をいただきました。
 当日は晴天のお計らいをいただき、盛大に奉修をさせていただいた門祖会でした。
 奉修御導師の御法門は

御教歌
 教化せし功徳はわれに帰るとよ かれもよろこびわれもよろこぶ
 の御教歌をいただきました。
 教化の御奉公は佛立信者の生きがいです。天台大師は、「法華玄義五巻」に「説法開導は是れ前人得道の全因縁なり。化の功己に帰す」と示され、今までに成仏した人はみな過去世において教化した因縁によるもの、と仰せです。
 教化は足を運んで語りかける。負けん気と根気と慈悲の結晶でして、長い年月がかかります。①罪障消滅、②大恩報謝、③先祖の回向などの功徳を積むことができます。
 全信者全弘通者。これは建前でなく本音です。口唱の尊さ、参詣の喜びを一人一人に説いて説いて説きつくす。しかも、お互いに切磋琢磨することが大切で、御奉公はお祖師さまのお使いです。
 口唱に励み、御法のお守りをいただいて教化折伏の行に励み、たえず信心にみがきをかけましょう。
御指南
「須く心を一にして南○経と我も唱へ、他をも勧めんのみこそ今生人界の思い出なるべし」
(御法門の栞より)

 御法門前の体験談発表では、大田教区の佐久滉治さんが、大学院進学の体験談を発表されました。4年前の高祖会では大学進学の体験談を発表されましたが、今回はその後日談として、四年経って改めて御利益を頂いていたことが分った体験談でした。