信心の功徳で定業能転(じょうごうのうてん)

業が変われば結果が変わる
 コロナをご信心で乗り切るとは、定業能転のご利益をいただくということです。
 コロナに罹るのは感染者と接触をするからですが、人同士の出会いに偶然はありません。過去世からの因縁によって巡り合ってしまうのです。
 この因縁を業といい、良い結果に繋がる業を善業、悪い結果に繋がる業を悪業(罪障)といいます。
 感染者と接触し、コロナに罹るのは悪業(罪障)の結果です。その業を変えることができれば、禍の種はなくなり、コロナを免れることができます。これが定業能転です。

業はどこからやってくる?
 仏教では魂は不滅であると教えます。死は肉体の滅びに過ぎず、魂は生れ変わります。誰にでも過去世があり、善悪の行いが業となって魂に刻まれます。業は消えることなく、生れ変った先で報いとなって返ってくるのです。これを因果といいます。
 お祖師さまは「今生の苦悩は、全て過去世の罪によるものである。今生の善行の報いは、来世で受けることになる」と仰せになっています。
 この教えをいただくと、私たちの身の上に起こる禍福は、少なからず過去世に原因があるといえるのです。
 
功徳の力で業を変える
 業が過去世の報いであるならば、それは人知を超えた理です。努力や注意力だけでは業を変えることはできません。そこで必要になるのが、信心の功徳です。
 功徳とは善い行の報いのことであり、功徳を積めば幸せが返ってきます。言い換えると、功徳は目に見えない幸せの貯金のようなものです。
 それに対する悪業(罪障)とは、過去世における悪い行いの報いであり、苦しみの因となる借金のようなものです。
 功徳を積めば、あたかも借金を返済するかの如く、悪業を変えることができます。功徳によって罪障消滅ができるのです。
 信心は功徳を積むことが目的といっても過言ではありません。悪い因縁を変え、未来に向かって幸せの種まきもできるのですから、功徳を積めば必ず幸せになれます。
 それが信心をするということなのです。

功徳の積み方
 功徳を積むには、信心が教える、させていただくべきこと、すなわち「行」が必要です。行には「なぜそれをするのか」という目的と、「それをするとどうなるのか」というネライが存在します。
 それを知らずに、なんとなく信心をしていたのでは、上手に功徳は積めません。同じように身命財を使っても、結果が全く違ってきます。
 功徳の積み方を知り、力の入れどころを心得ることで功徳は倍増します。できない中でもしっかりと功徳が積めるように、コツを押さえた信行をさせていただきましょう。ご利益でコロナを乗り切ることを心より願っています。

御指南
人死して、その身を亡ぼすといえども、一生なしたるその善と悪との行は亡びず。譬えば火をともして、夜、書をかくに、火はきえても文字存するがごとし。今生になしおくところの行い、身亡びて後の世に、その報いをぞ得てこれを成ず。今生のつたなきを見て、過去の行いをしり、今生の善根信行の力によりて未来をたのむべし。

蒲田 妙泉寺管理者 [コロナを信心で乗り切るために] 2021-03-13 18:04:00

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