ほんもんぶつりゅうしゅう

岡山 妙現寺


2021-04-08 16:50

ようやく実現 青年会単独御講!参詣者の皆様に感謝!

 3月27日、数年前から温め続けてきた青年会単独での御講。ようやく実現出来ました。
 全国では、青年会活動が活発な寺院もあるでしょうが、ほとんど活動されていない寺院も多いかと思います。こちら妙現寺でもここ十数年は後者の方。薫化会でこの数年ご奉公させて頂いた身として感じてきたことは、これは青年会層の問題ではなく、寺院・幹部・役中側の問題であるという事です。お寺を日常としてご奉公されている方々、特にお役中と言われる幹部の方々は、寺院の存続に危機感を覚え、本来であれば、幅広い青年会層・働き盛りのこの層の方々が参詣しやすい舞台を作る為、その時代背景も考え、御講や行事の日時の工夫・お声掛けの工夫・将引の仕方などを考えるべきなのでしょうが、分かっているけど積極的に動けなかったことに、今日の状況はあるのだと思います。
 更にその背景には、幹部、役中様方が、ご信心を受け身で考える傾向があると思われます。すなわち、御講が予定されている”から”お参りする、御修行日が決まっている”から”その時間にお参りする、ご奉公のお誘いがある”から”時間に都合が付けばさせて頂く。など、それだけ見れば立派な事なのですが、積極的に問題を打破しようとする姿勢が薄いと言っても過言ではありません。何とかしないといけないという強烈な危機感の元に、新しいご弘通・ご奉公のやり方の模索なくして、どうやって問題が打破できるのでしょうか?。名を捨てて実を取るのがご信心ではないのでしょうか?。
 それはさておき、今回は危機感を感じてお声掛けてして頂いた組長様などが数名。そしてそれに応えてくれた青年会層の方が何名もお参り頂く事が出来ました。当初本当にこの御講が開催できるのか、不安で仕方ありませんでした。また、まだまだ色々な方に、私自身もお声掛けをさせて頂きたかったのですが、時間的にもなかなか難しかったです。今後それぞれのお組の方・ご家族の方が積極的に将引にお勤め頂きたく思います。
 当日は特別な主旨の元、御講師に頂いた御法門でも、特に若い層が悩む「日々の感情」について、お話し頂く事が出来ました。
 御法門は下記↓↓↓よりご覧頂けます。
 【***ご法門はこちらをクリック***】
 
 18時からの。それも、わずか1時間のお講でしたが、私にとっては夢の様な1時間でした。毎月とはいきませんが、またこういった御講を企画致します。 青年会層の方も、お寺参詣を日常として考えて頂くのも、充実した人生を送る事にも繋がるかもしれません。今回ご参加の方は次も是非、またご参加頂けなかった方は是非次には、お参詣下さい。
ありがとうございました。   弘通部 岡田