ほんもんぶつりゅうしゅう

岡山 妙現寺


2022-01-12 17:10

年末教養四会合同納め総講

 令和3年12月19日、年末恒例の教養四会合同総講を、今年も無事ご奉修頂きました。
 コロナ感染もかなり落ち着いていましたが、かなりの人数のご参加でしたので、お昼のお供養はお持ち帰りとさせて頂きました。
 距離を保った配置でしたので、本堂に全て座りきる事が出来ませんでしたし、参詣の皆様の年齢も一桁から90歳以上までのお参詣でしたので、御導師・御講師にご無理をお願いし、今年も御法門は二か所にて聴聞させて頂く事が出来ました。
 本堂(大人向け)での御導師からの御法門では、ご教歌に「助行には 連れて歩けよ 新教化 御利益を見て 信心を増す」と頂きました。
 動物にでも子育てには何種類かある。ご自身の子供や教化子には、その人に合った信心相続があるはずだ。決してほったらかし、見て見ぬふりをするのではなく、しっかりと見守る事が大切だとお教え頂きました。
 御法門はこちら↓↓↓から拝聴頂けます。
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 ご信者様の中にも、子や教化子に向けて、穏やかにご信心への思いを伝える方もおられれば、時には熱くなられる方もおられると思います。押したり引いたり、根気強くされる方もおられます。多種多様ではありますが、どれも法灯相続を願う思いからですので、正解はなく、良い事なのだと思います。しかし、伝える事、言う事を止めてしまっては、それではまさに罪障を積んでいる事と同じだなと、御法門を拝聴し改めて感じました。
 ご法様からお教え頂く事からは「いつか分かる」ではダメだという事なのでしょう。「子供にも自由がある」ではダメだという事なのでしょう。信心相続・法灯相続は子育てと同じ。逆に言えば子育てに悩む方・法灯相続に悩む方は信心からの教えを素直に実践する。そうする事で、自然と子育てに繋がるのだと思います。となれば、いつも御導師からご指導頂く「子供をとにかくお寺に連れてきなさいよ。薫化会の行事に参加させなさいよ。お寺で一緒にお看経をしなさいよ。」と言われるのはまさに教え。色々と都合を言ったり、子供の都合に合わせたり。この辺りも勝手信心・勝手解釈とならない様に気を付けていきたいところだと思います。
 
 さて、子供達には最後に簡単なビンゴゲームをし、ささやかな年末のプレゼントを頂いた後に解散となりました。
 令和4年度も引き続きよろしくお願い申し上げます。
 妙現寺 教養会一同