ほんもんぶつりゅうしゅう

顕証寺


2015-09-16 06:22

第20回龍ノ口法難記念結縁行列行われる!

去る平成27年9月12日、お祖師様の龍ノ口法難ご正当日に第20回目となる結縁行列を行った。これは、平成8年、時の高祖立教開宗750年へ向けた報恩ご奉公であった7万5千人教化運動の一環として、顕証寺では平成14年までに325人教化の誓願を立て、今までの教化の在り方を見直し、殊更、外に宗外へ向けた取り組みを期するために始められた。平成14年度には早々、354人教化の達成を見た。その後、継続して現在に至っている。「題目行列」とはいうものの、ただ御題目を唱えるだけでなく、下種結縁を忘れずに道行く人に宗門刊行物をお配りしている。平成10年の第3回目からは神奈川布教区管内寺院の御住職方や教務方、他寺院のご信者も参加。平成12年の第5回目からは、佛立青年教務会の全国助行の一環として、第18期~25期(第24期を除く)の青教本支部会員が参加された。

今回は、第20回目という節目と顕証寺の前身である東京第二鎌倉支部親会場の創立100周年という記念すべき年に当たり、第26期佛立青年教務会本支部員14師の参加をいただき、相模原妙現寺より10名が初参加。鎌倉親会場跡を巡るという目的から、いつものコースではなく、江ノ電に乗り降りしながら、鎌倉駅~親会場跡、鶴岡八幡宮前の若宮大路を通り、江ノ電に乗車し江ノ島駅下車、洲鼻通りを歩き、東浜に安置された御本尊前で一座御看経。龍口寺前の露店をくぐり、江ノ電に乗り、顕証寺に着き御礼の御看経をいただいた。下種結縁の種は約400個配ることが出来、何よりも佛立の僧俗によって本門の肝心、上行所伝の御題目を我も唱え、聞かせることができた。中には、数珠をもって合掌してくれる人や御題目を口に唱えて唱和してくれる人も居た。