ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-07-20 15:38

門祖会・開導会奉修

7月19日に門祖会と開導会を併修する法要形式で、浜松・正晨寺 丸山照遠化主ご唱導のもと夏の御会式が奉修されました。
天気予報では傘マークが並び、天候が心配されましたが、奉修御導師のお徳をいただき、御会式中は雨に降られる事もなく、好天に恵まれ奉修されました。
玄関では検温実施とアルコール消毒の徹底、参詣者全員にマスク着用の御願いと今回は自坊奉修という事もあり、参詣者が限られている事から本堂では席と席の間隔を空けるなど新型コロナウィルスの感染予防策を可能な限り実施し、御供養は3密を避ける為、室内の御供養場は使用せず、野外(ピロティ)での御供養とさせていただきました。
本堂では、奉修導師の御法門前にテレビ紙芝居を上演しました。
この紙芝居は宗門で発行された「罠にかかったカモシカ」というお話を御会式用にリメイク、今回からは青薫会の子どもたちも朗読に参加、又、教務座おしぼり係も法鼓も子どもたちが御奉公させていただきました。
その中には、今回初めて御奉公する子もいて、その緊張した真剣な眼差しで御奉公にあたる姿が何とも素晴らしく、参詣者一同の心が和んだ事でしょう。
当山住職から、緊急事態宣言中、学校に行けない間に自宅の御宝前で100分お看経が上がった子どもたちに、表彰状とご褒美が渡され、又、4月に小中学校に入学された子どもには記念品が贈呈されました。
奉修導師の御法門では、御教歌「法華経は 諸経の主君 題目は 御たましひに ましましにけり」
「法華経こそが本当に有り難く、このお会式でも上げさせていただいた、御題目こそが本当に尊いのです。
佛立信者である私たちは、この筋道をしっかりと押さえ、御題目にお出会い出来た喜びと感謝の気持ちをもって、お寺参詣や自宅でのお看経、そしてご奉公に気張らせていただきましょう」
と分かりやすく丁寧に御説きくださいました。
高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃 教化・法灯相続つづれ織り運動・第3年度も折り返し地点を過ぎた今、当初企画していた青薫会行事が新型コロナウィルスの影響で中々計画通りに進まない現状です。
そんな中で奉修された今回の御会式ですが、昨年と比べると子どもたちのお参詣も増えており、可愛い笑い声があふれるお寺に確実に近づいております。
今後も、子どもたちにとって「親しみやすい、楽しいお寺」となるよう、教講異体同心の充実したご奉公を継続させていただきます。