ほんもんぶつりゅうしゅう

2018-01-06 08:57

現証の 利益で 信を起こさせて 未来を救ふ 祖師の御本意

今年も遂に始まりました!!高祖日蓮大聖人より始まる寒参詣!
特に本年より、高祖ご降誕800年をお迎えするということで、気が引き締まる思いです!
寒い中ではありますが、皆様、ご一緒に頑張りましょう♬
 
さて第一日目。
佛教は因果の道理を教えてくださるものであり、万事を因果でとらえます。因とは、”モト”。即ち、今までしてきたこと。それが善であれば善い結果が(善因善果)、悪い因であれば悪い結果が(悪因悪果)でます。
悪因悪果の例を挙げると、自分が腹を立てて当り散らしている時、自分だけでなく周囲の人の心までも腐らせてしまっている(悪影響を与えている)ことに気づいているでしょうか。木の根が腐ってしまえば枯れてしまうのと同様、人間にとっての根である心が腐ると、人間として枯れてしまいます(魅力ゼロです)
また、目に見えるカタチで結果が現れることを現証といい、現証には利益とご罰の2つしかありません。
現証が利益で出れば、ああ有難い!と信が起こりますね。自分の目の前で起きていることなので、口での説明を聞くより確実に信じれます。
現証が利益で出るよう、このご信心で心を鍛えましょう、とお示しのご教歌です。
では、「祖師の御本意」とは?
祖師は日蓮上人。その御名に込められた意味は、ご教歌”吾が祖師の 御名は日蓮 世の人の 心の闇を 照らす妙法”にもありますように、法華経でもって、世の人の心のやみを照らす、ということです。その、お心を頂戴しているのが、私たち、本門仏立宗!最初はちょっとした不足・不満から生じる心のやみ、それを照らせる信者になれるよう、まずは、この寒参詣で心を鍛えましょう!!