ほんもんぶつりゅうしゅう

2015-03-29 23:28

土佐和紙紙漉き体験 3月度 青年会・薫化会合同御講

 ありがとうごさいます。
本日(3月29日)、青年会・薫化会合同御講をお寺で奉修の後、伝統工芸である「土佐和紙紙漉き体験」にいってきました。
場所は佛立寺から20㎞ほど走った「土佐和紙工芸村くらうど」というところです。
土佐和紙の歴史は古く、今から千年以上前にさかのぼり、延長5年(927年)醍醐天皇のころ献上品として製造されていたとされています。
和紙の主な材料「楮(こうぞ)」「三椏(みつまた)」「雁皮(がんぴ)」であり、「煮る」「晒し・水洗い」「ちり取り」「叩く」「こぶり」などの工程を経て、今回私どもが体験させていただいた工程に入ります。
【紙漉き体験】
①大きな水槽の中の「紙料となる楮(こうぞ)」「粘液(トロロアオイなどの粘液」「地下水」が均等になるようかき混ぜます。
②はがき・色紙などの大きさにかたどられた簀(す)で漉きとります。
③軽く脱水したのち、花びらや葉っぱなどを乗せ飾り付けをします。
ここまでが体験の範囲で、その後職人さんが丁寧に脱水・乾燥等の仕上げをしていただき、出来上がった製品をうけとり帰ってきました。
日本の伝統工芸、高知の伝統工芸にふれ、子どもたちの笑顔あふれる一日となりました。
ご一同様も一度ご体験ください!