日本天台宗の開祖である伝教大師・最澄に、「釈尊の宗を立つる、法華の極(ごく)となす」とあり、これを受けた日蓮聖人に、「佛立宗とは、釈迦独尊の所立の宗なる故なり」とあります。
“佛立宗”の名は、これらのお言葉に由来して付けられました。
 宗祖日蓮聖人より連綿と続く、この清らかな流れは、日隆(にちりゅう)聖人、日扇(にっせん)聖人と受けつがれました。日扇聖人(長松清風 ながまつせいふう)が、幕末から明治にかけて在家信者を救うため、本門佛立講を開かれ、そのいしずえを築かれます。このため、日扇聖人のことを開導聖人ともお呼びします。
本門佛立講は第二次世界大戦の直後、宗教法人令が施行された折に独立の協定が成立し、昭和22年3月、本門佛立宗として発足しました。
本門佛立宗は、全国に三百の末寺、そして別院があって活発な布教活動を行っています。
また、ブラジル、アメリカ、オーストラリア、韓国、台湾等に多数の寺院をようしています。
佛立宗の特色を一言でいうと、仏様の御教えを基に、世界の平和と人々の幸福を願って、地道な菩薩行に精進していることです。信徒は「世のため人のため」を合い言葉に菩薩行に精進していることです。
これをご縁に日蓮聖人の正しいみ教えにふれ、苦難の世の杖とも柱ともされんことを切望しています。